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Windows Update (Windows 8.1)
Windows 8.1 で Windows Update に失敗する
KB2919355, KB2934018, KB2975719, KB2984006 などの更新プログラムのインストールに失敗するときに次の点を確認してみてください。マイクロソフトが推奨する方法ではありませんので注意してください。
- regedit.exe を起動して、HKEY_LOCAL_MACHINE に ハイブ(%SystemRoot%\System32\config\components)を追加します。キー名を COMPONENTS に設定します。
- 更新プログラム(msu ファイル)を展開して、sys ファイルを含むフォルダーを確認します。対応する %SystemRoot%\WinSxS\ フォルダーの古いバージョンを選択します。
- %SystemRoot%\WinSxS\ フォルダーのファイルが圧縮されているかどうか確認します。適用する更新プログラムの sys ファイルと比べてファイルサイズが小さい場合は msdelta 圧縮されています。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\COMPONENTS\DerivedData\Components の 対応するキーに含まれる f! で始まる値の DRORD が 3 に設定されているか確認します。圧縮されているのに 1 に設定されている場合は変更します。圧縮されていないファイルの場合は 1 に設定します。NTFS圧縮(エクスプローラーで青色の表示になる) の場合は 5 に設定します。
- f! で始まる値が 1 のみ含まれる場合は、CF, CTS, DV を削除します。
CF の値が存在すると、%SystemRoot%\WinSxS\ManifestCache (blob) を参照します。必要があればこのフォルダーの bin ファイルを削除します。
この状態で 更新プログラムを適用します。次のコマンドを実行します。
- Dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
- Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
- Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
Windows 8 64bit Driver
Windows 8 64 bit Driver のデジタル署名について
%SystemRoot%\system32\Drivers の sys ファイルにおいて、デジタル署名が存在するものと存在しないものがあります。
sys ファイルにデジタル署名が付属しているものは、ブート(開始)ドライバーとして使用することができるそうです。inf ファイルの StartType を (SERVICE_BOOT_START = 0) に設定する必要があります。
存在するもの
- ntfs.sys
- usbhub.sys
- etc.
存在しないもの
- cdrom.sys
- hidusb.sys
- umbus.sys
- etc.
%SystemRoot%\System32\win32k.sys も デジタル署名がありません。
こちらのブログによると、 sys ファイルなどのバイナリに直接署名を行う、埋め込み署名が、ブート(開始)ドライバーやカタログファイルを使用しない場合には必要と解釈できます。
Some sys files in %SystemRoot%\system32\Drivers folder do not have a digital signature.
<pIt means being required, when the embedding signature of signing the binary of sys file directly uses neither the time of being used as a boot driver, nor a catalog file.
Windows 8 における %systemroot%\system32\drivers フォルダーのsysファイルのアクセス権について
%systemroot%\system32\drivers フォルダーのsysファイルのアクセス権
Administrators TrustedInstaller の権限がないファイルがありました。winsxs に存在するものについては Administrators に読み込み、TrustedInstaller にフルコントロールの権限を追加しました。