Vista で Windows Update を手動で行う
msuファイルを選択して更新プログラムをインストールできない場合にファイルを展開してインストールする一例です。詳しくはパッケージ マネージャのコマンドラインオプションを参照してください。
Windows Vista Packages
- Microsoft ダウンロードセンターから 更新プログラム msu ファイルをダウンロードします。
- expand /f:* Windows6.0-KBxxxxxx.xxx.msu [outdir] を実行して任意のフォルダーに展開します。[outdir] は事前に作成しておく必要があります。
- [outdir] フォルダーのWindows6.0-KBxxxxxx.xxx.cab を展開します。expand /f:* Windows6.0-KBxxxxxx.xxx.msu [outdir2]
- cd [outdir2]
- 管理者権限を使用してコマンドプロンプトに start /w pkgmgr /ip /m:update.mum を入力して インストールを行います。%SystemRoot%\servicing\Packagesにcatファイルとmumファイル, %systemroot%\System32\catroot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE} にcatファイルがコピーされているか確認します。
ファイル名に _bf が含まれるものは LDR区分となります。また _server が含まれるものは Windows Server で必要となると考えられます。
レジストリについて
Windows Update のファイルの情報は次のレジストリに書き込まれます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing\ComponentDetect に更新されるシステムファイルを情報が書き込まれます。複数の更新プログラムに同じファイルの更新が含まれることもあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing\Packages, %systemroot%\servicing\Packages と %systemroot%\System32\catroot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE} にcatファイルとmumファイルの情報を反映しています。